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新品の靴が何足も買えるのに…修理代30万円でも客が殺到する横浜の「昔ながらの靴店」2代目が見つけた商機
2011年に2代目店主となった村上塁さん
60年以上の歴史をもつハドソン靴店の外観
工房スペースはわずか5〜6坪。道具や機械類が所せましと並ぶ
どのような靴にも対応できるよう多様なパーツをそろえている
棚にはさまざまな種類のソールが並ぶ
修理で一番多いのがオールソール(ソール交換)。はみ出したソールを皮包丁で削ぐように切る
紳士靴の修理に欠かせない「コテ」。コンロで熱を加えてから押し当てると、ワックスがソールのコバに浸透するのだそう
手に持つのは外羽根式の靴。「羽根(靴の紐を留めている部分)が全開になるので、甲の高さを調整しやすい。軍靴がルーツなんですよ」と話した
工房内には靴修理に必要な道具類があふれている
機械縫いとは異なり、1針ずつ手で縫い進めていく
羽根(靴紐を通す穴が配置された革のパーツ)を指し「これはフォーマルな内羽根式の靴。羽根が革の内側に入り込んでいるから、これ以上開かないんですよ」と説明してくれた
革靴のつま先の削れを防ぐトゥスチール。ハドソン靴店ではこのプラスネジをフランスから取り寄せたマイナスネジに変更できる
修理前。革底が剥離してしまっている(写真=ハドソン靴店提供)
修理後。デフォルトと同じ約5.0mm厚のイタリア革でオールソールを実施。合わせてヒール後傾のクセを補正しスタック革を巻き直して黒に染め上げた。つま先にはアンティーク調のトゥスチールを4枚、真鍮製のネジで固定(写真提供=ハドソン靴店)
シューズボックスのデザインは、横開き(横型)と縦開き(縦型)の2タイプ。靴のサイドシルエットを楽しみたい人は「横型」、正面の表情を楽しみたい人は「縦型」と、お気に入りの靴に合わせて選べる
独自のアイデアで「選ばれ続ける店」を作り上げた村上さ
ん
筆者撮影
靴修理とハドソン靴店への想いを語ってくれた2代目店主の村上さん
筆者撮影
ハドソン靴店のレトロな外観。昔ながらの靴店のようだ
筆者撮影
ハドソン靴店の店先で
筆者撮影
ハドソン靴店と村上さん
筆者撮影
棚には靴の木型がズラリと並ぶ
筆者撮影
天井には先代が使用してきた靴の木型がディスプレイされている
写真提供=ハドソン靴店
「山形よしだ桐箱店」と組み誕生した靴用の桐箱。桐は調湿性に優れ、湿気から靴を守りながら保管できる
筆者撮影
中段にあるエッジ(靴底の側面にあるソールの縁の部分)用インク「HUT」は、10年以上かけて開発したオリジナル
筆者撮影
下段にあるエッジ(靴底の側面の部分)用インク「HUT」は、10年以上かけて開発したオリジナル
筆者撮影
靴底の削り、磨き、バフ掛けなどをおこなうフィニッシャー
筆者撮影
靴のかかとやサイドなど、縫われている部分を修繕する「八方ミシン」。ミシンの押さえ金が四方八方に動くのが特徴
筆者撮影
靴底をとんかちでトントンと叩き、アウトソールを圧着させる
写真提供=ハドソン靴店
左がafter、右がbefore。天然クレープソールの厚みは、爪先部分を約20mm厚に、カカトを約30mm厚に調整し、厚底ウェッジソールにすることでカジュアルな見た目と柔らかい履き心地を重視した仕様へ
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