破産、借金をしてもやめられない

普段の買い物では「必要なもの」を買うわけですが、セールでは「お得なもの」を手に入れようとします。販売する側は、「在庫限り」と強調して他のお客さんとの競争を煽ったり、セールによる興奮を促す音楽や広告を展開したりして五感に訴えかけます。その結果、買うという行為が達成感に繋がり、快感を覚えるのです。「何をいくらで買うか」といった中身ではなく、買い物をすること自体が価値となってしまう。だから、必要以上に買い物をしてしまうというわけです。

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心理学の見地からは、いったん家に帰るか、少なくとも2~3時間ほど時間を空けて冷静になってから買うかどうか判断するようアドバイスできます。しかし、適切な範囲での買い物は、ストレス解消に役立つ面もあります。自分の中で「費用対効果」が取れたと納得できればよい、と割り切ることも大切です。