オンラインゲームの「課金」「ガチャ」も要注意
また、近年は現物の買い物ではなく、ソーシャルゲームやオンラインゲームに多額の課金をする人も増えています。「重課金」「廃課金」と呼ばれる人たちも、買い物依存症と同じように「課金」自体が目的化し、癖になってやめられなくなっている可能性があります。
こちらも、運営側は「期間限定」を謳い、視覚や聴覚に訴える演出を巧みに施しています。買い物依存症のチェックリストの買い物を「課金」や「ガチャ」、品物を「キャラクター」や「アイテム」に置き換えて、チェックしてみてください。
日常生活に支障をきたしている場合は、背景に原因となっているストレスがあるといわれています。ひいては、そのストレスを解消することが必要といえます。仕事や交友関係に悩みがあるのであれば、信頼できる人に悩みを相談したり、カウンセリングを受けてみるのもいいでしょう。買い物ではないストレス解消法が見つかるかもしれません。
(構成=伊藤達也 写真=iStock.com)