喜ばしい楽しい記憶で上塗りする
たとえば、その時の会話をよく思い出して、相手が言っていたまったく別のことに触れるようにするのです。
「そういえばあの時、○○が好きっておっしゃっていましたよね、あの場では伝えそびれてしまったのですが、実は私の家の近くに良いお店があるんですよ」
「昔、□□をされていたことがあるって言っていましたよね。それがずっと心に残っていて、とても興味があるのですが、その話をもっと聞いても良いですか?」
自分の話を覚えていてくれるというのは嬉しいことですし、覚えていてほしくないことには触れずにいてくれるのもありがたいことです。そこで弾む話ができれば、過去の嫌な気持ちも薄らいでいきます。
喜ばしくない記憶は、喜ばしい楽しい記憶で上塗りするのが最も良いリカバリーです。失言は二度としないようしっかり反省しつつ、相手の忘れたいと思う気持ちも大切にできることが思いやりの表れにもなります。
「なにもしない」という選択もリカバリー