言い訳せずにきっちり回収&撤回する
先ほどの例にあった「大したことじゃない」に限らず、失言や不用意な発言をしてしまった時に、次のような行為はあまり良いリカバリーになっていきません。
・「そういう意味で言ったんじゃない」と言い訳する
・「こういう意味で言ったんだ」と理由づけする
・「まぁまぁ、問題はそれじゃないでしょ」とうやむやにする
・「だったら私に聞かないで」と逆ギレする
こういったリカバリーをしようとすると、話や関係が余計にこじれてしまう可能性が高まってしまいます。むしろ不用意な発言だったことを認めて、一度きっちり回収&撤回する方が気持ち良く済むこともあります。
うやむやにしてやりすごすことを考えるのではなく、「○○なんて言い方はすべきでなかった。申し訳ない。さっきの言葉は言い換えさせてもらってもいい?」とはっきり伝える方が、潔くかつ気持ち良く、有効なリカバリーになることもあります。
そのうえで、「さっきの話だけど、聞きながら私はこう思った」と、相手の相談に対する自分の考えをきちんと言葉にして伝えると、不用意な発言へのフォローの気持ちが伝わるだけでなく、「あなたにはわからない」と突き放されるような状況は避けられます。
「ごめん、さっきの言葉、言い換えさせて」で言い直す