あると便利! 臭わない家電2選

また、生ゴミを細かく粉砕して、排水溝から排出する家電製品「ディスポーザー」の導入も効果的です。あらかじめ備えつけられている住宅もありますが、なくても後付けが可能。一度使うと、本当に便利で手放せないと感じます。私が担当する片付けの授業の受講生さんの中にも「自分の家にはあるけれど、実家にはないので、後づけを検討している」と話されている方もいました。

さらに温風で生ごみを乾燥させる「生ゴミ乾燥機」も、脱臭効果が高く、ゴミの量を減らせるのでおすすめです。

生ゴミをすぐに捨てる習慣がつけば、三角コーナーや排水口ネットは不要になります。

そして一日の最後に、排水溝や網をきれいに洗い、除菌剤をシュッシュッとかけて寝る。三角コーナーや排水口ネットを使わなければ、無駄なコストも省けます。

使い捨て「ダスター」で悪臭を断つ

台布巾も使い込むうちにイヤなにおいがしみついてきます。わが家では、ダスターといわれる使い捨ての不織布を、台布巾として使っています。2週間に一度、3枚をおろして、それらを繰り返し使い、最後はゴミ箱をまるっと拭いてからポイッ。捨てても罪悪感のない価格帯のものが多いのも、気に入っているところです。

筆者撮影
「我が家で愛用しているのは、無印良品のキッチンダスター。拭き掃除に十分な大きさがあり、厚みもありタフ。安心して繰り返し使えます。オンラインショップでは在庫なしなので、店頭やアスクルのネットショップなどでもし見かけたらぜひチェックしてほしいです」(西崎さん)

こんなふうに替えどきに迷う消耗品は、2週間に一度の1日と15日、あるいは1カ月に一度の1日など、あらかじめ決めた日に処分すると決めておくのがおすすめ。わが家の場合、ダスターやカルキ除去のカートリッジは2週間に一度、受講生さんの中には、台所スポンジや歯ブラシは、1カ月で処分すると決めている方もいらっしゃいました。

自分の記憶に頼らず、カレンダーに頼る。しくみ化しておくと非常に楽ですし、いつもスッキリと気持ちの良い状態で使えます。