「絶好調のときほど、頑張りすぎに走る黄信号」

⑤自分に不安があるとき

「こんなレベルでは、評価してもらえない」「この程度の量だと、仕事が遅いと思われる」といった不安があると、頑張る以外の選択肢を取りにくくなります。不安を消し去るために、「ひたすら走り続ける」という選択を取ってしまうのです。

このように「頑張りやすい環境」が整っていると、人はつい頑張ってしまいます。

もちろん、苦もなく頑張れるときに、頑張らない手はありません。

ただし、そういうときは疲れを感じにくい状態になっているので、ときどき立ち止まって、客観的に自己分析をする必要があります。

下園壮太『「がんばらない」仕組み』(三笠書房)

たとえば、

「残業時間が上限を大きくオーバーしてない?」
「睡眠時間を削ってない?」
「休日出勤が続いてない?」

というふうに、自分の働き方を数値化してチェックするといいでしょう。

「絶好調のときほど、頑張りすぎに走る黄信号」

ということを忘れないでくださいね。

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