買うのは安くて勧誘がないネット証券一択

さて、どのような商品を買えばいいのか大体わかったところで、次はそれをどのように買うか? です。

証券会社は今や日本だけでも300社弱も存在し、また、投資信託であれば銀行などでも買えます。

ただし、選ぶべきはネット証券一択です。理由は、手数料が安い&勧誘がないから!

不安だから担当の方がついてくれる対面型のほうが安心という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、対面の場合は同じ商品でも売買手数料が高いものが存在するだけでなく、手数料が高い商品をすすめてくる可能性が高いのです。

これは向こうも商売なので仕方がないですよね。

実際、私自身は対面型の証券口座も持っており、そこですすめられて手数料が激高の毎月分配型投資信託を買ったことがあります。

しかし、悲しいことに、パフォーマンスは手数料が激低のS&P500連動のインデックス型投資信託に惨敗しております……。

写真=iStock.com/gorodenkoff
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NISA口座と「源泉徴収ありの特定口座」を開設しよう

無事に証券会社が決まったら次は口座の開設になりますが、口座にも種類があり、現在選べるのは、次の4種類です。

【非課税口座】NISA口座
【課税口座】源泉徴収ありの特定口座/源泉徴収なしの特定口座/一般口座

非課税であるNISA口座はマストとして、課税口座も開設が必要なため選ぶとしたら、税金の計算も納税も自動でやってくれる「源泉徴収ありの特定口座」がおすすめです。

簡単に言うと、源泉徴収なしの特定口座は税金の計算はしてくれるけど源泉徴収はないので確定申告をして自分で納税が必要で、一般口座は税金の計算も納税も自分でする必要があります。

そのため、何か特別な理由があって自分でやる必要がある方以外は、「源泉徴収ありの特定口座」を選んでおきましょう。