自分から心を開かなければ距離は縮まらない
では、なぜ、「ない」と答えるのか。
それは、まだ、あなたとの信頼関係ができていないからではないかと思います。たしかに、質問されると考えないといけないから面倒くさい、そして自分に関する情報を話すのは嫌だなという気持ちも分かりますよね。そこで大切なことは、「質問されるのは楽しい!」「あなたと話すと楽しい!」と思ってもらうことです。
そのためには、まずはどんな話も「いいね!」と聞くことが大切になります。「いいね!」と聞いてもらえると人は嬉しくなるので、相手も「もっとあなたに話したい!」という気持ちが大きくなります。また、悩みを打ち明けるのにふさわしい人だと思ってもらうことも大切です。
「答えたくない」となる原因は、「あなたに話しても意味がない」と思われているからです。そうならないためには、どんな仕事をしているのかを自己紹介でお伝えしておくと、「この人は悩みを解決してくれるかも」という期待から話してもらえるようになります。こちらが先に心を開くこともポイントです。
心を開いた分だけ、相手も心を開いてくれます。こちらが先に心を開かないと、相手は心を開いてくれません。
雑談で「悩み(問題)」と「どうなったら嬉しいのか(理想の姿)」を引き出す