[ガーデンレストラン] フェザント

――藤川先生お気に入り焼きりんごは3時間かけて

「緑豊かな庭があり、外国に来た気分。焼き鯖のピザは前沖鯖の味を生かしながらも違和感がまるでない。ここの焼きりんごは必ず食べます。おかわりしたいのですが一つ作るのに3時間もかかってしまうので……」

●青森県八戸市鮫町小舟渡平3-4 TEL.0178-32-3557 営業時間/11:00~16:00、18:00~22:00 木・金曜休(夜は営業可) 夜はコースのみ5000円~で要予約。全20席 カード可

1.田子特産のニンニクで育った「田子牛のサーロインステーキ」(3200円)。さらっとした脂が特徴。
 2.「アワビのバターソテー」(5000円~)。やわらかく旨みが迸る。
 3.「焼き鯖のピザと三升漬」(1200円)。ねぎと味噌が炭焼きサバに合う。
 4.薪ストーブで焼く「焼きりんごのアイスクリーム添え」(800円)。3月までの限定品。

[割烹] 千陽

――地元の漁師も通う。 八戸の食材を“美しすぎる”一品に

「心からリラックスできる雰囲気で、女将のお母さんが魅力的。料理はもう“一口惚れ”。何を食べてもおいしくて、まかせる楽しみがあります。ビール派ですが、料理に合わせて日本酒をセレクトしてもらうことも多いですね」

●青森県八戸市大字十六日町11 TEL.0178-44-8802 営業時間/18:00~22:00(LO)日曜休 要予約 カウンター席、テーブル席、小上がりがあり、全25席 カード可

開店して8年。関西で修業した原泰典さんが腕を振るい、母の佑子さんが接客を担当。料理はおまかせのみで5000円~。写真はすべてコースの一品。

1.「シャモロックとアワビの鍋仕立て」。鶏手羽のだしに具を泳がせ、ポン酢で食べる。地元産の海藻や焼き豆腐も美味だ。
 2.「焼きウニごはん」は5月頃から登場。香ばしい磯の香りが堪らない。
 3.「イカの糸造り 肝ゲソ和え添え」は麹味噌を加えたまろやかな旨みが酒を呼ぶ。
 4.「刺身の盛り合わせ」は2~3人前、7000円~の一品。ホタテ、ブドウエビ、ホッキ貝、タラの白子など、どれも鮮度抜群だ。これからの時季はアワビやウニが入ることも。

(構成・文=上島寿子 撮影=小原孝博)