不要な修正機能をオフにする
Excelには便利な機能がたくさん用意されていますが、ときにはおせっかいに感じるものもあります。Excelのクセを知り、不要な機能はオフにしましょう。
オートコレクトをオフにする
「オートコレクト」とは、誤入力や特定の入力パターンを自動修正する機能のことです。(a)、(b)、(c)と入れたいのに(c)が©になってしまうのは、オートコレクトによるものです。主にアルファベットの修正に役立つ機能で、日本語ではあまり使われません。
②左側のメニューから[オプション]をクリックする
③[Excelのオプション]ウィンドウが表示される。左側のメニューから[文章校正]をクリックする
④[オートコレクトのオプション]の[オートコレクトのオプション]ボタンをクリックする
⑤[オートコレクト]ウィンドウが表示される。[オートコレクト]タブの[入力中に自動修正する]のチェックを外し、[OK]をクリックする
入力オートフォーマットをオフにする
Excelは、入力した文字列に対して適切と思われる書式を、自動で設定します。この機能を「オートフォーマット」と言います。URLにハイパーリンクが設定されるのは、この機能が働いているためです。
②[インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する]のチェックを外し、[OK]をクリックする
オートコンプリートをオフにする
Excelでは、最初の数文字を入力すると、過去の入力内容から入力が予測される文字列を自動で表示・補完します。これを、「オートコンプリート」と言います。
②[編集オプション]の[オートコンプリートを使用する]のチェックを外し、[OK]をクリックする
Escキーでキャンセルする
②オートコンプリートがキャンセルされる
※Escを使ったキャンセルは、セルに入力中の文字を取り消したいときにも使用できる