納豆のタレと同じで気にする問題ではない

納豆は健康食として人気で、毎日欠かさずに食べているという人も多いのではないでしょうか。

和田秀樹『病気の壁』(興陽館)

たしかに納豆には、筋肉などの組織をつくる「たんぱく質」、活動に必要なエネルギーや神経組織をつくる「脂質」、主要なエネルギー源となる「炭水化物」、酸素を活性化する働きのある「ビタミン」、歯や骨などの骨格をつくり、人体の機能調節や生命維持に欠かせない「ミネラル」といった5大栄養素が含まれています。

ただし納豆にもれなくついてくるタレや練り辛子には添加物が入っているのでは? それでも口に入れた途端に即死したという話は聞いたことがありません。

それに、仮に食品添加物に発がん性があったとしても、がんになるのは10~20年後です。

20年後に生きていたとしても若いころに比べて体力のなくなった高齢者の場合、がんの進行ものんびりとしているので、それほど気にする問題ではないとわたしは思います。

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