移管の終わる5年後に何歳になっているか

最後に、現在の一般NISAの資産はあと4年間、そのまま非課税投資を続けることができますが、それぞれに年末になった段階で払い出すことにして、翌年早々に新NISAに手動の移管作業を行い続けることになります。

野尻哲史『60代からの資産「使い切り」法』(日本経済新聞出版)

退職をしている資産活用世代の皆さんは、この作業が終わる5年後に何歳になっているでしょうか。これが実は一番大きなポイントかもしれません。その先には、どの時点から運用資産を取り崩すかを考えなければなりません。

2024年には新NISAがスタートします。有価証券投資の儲けが非課税になり、しかもそれなりの大きな規模で運用できる口座になります。

資産活用世代は、すでにある程度の資産を保有している人の比率が高いでしょう。しかし、その一方で勤労収入には多くを期待できない世代ですから、保有する資産をいかに有効に活用するかが大きなカギになります。

本稿の4つの対策について、一度検討してみてほしいと思います。

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