学習院の「限られた環境」に悩み、ICUへ
2013年に学習院大学へ入学されたが、翌年8月に中退され、AO入試でICUに合格され2015年に入学された。
佳子さまは成年記者会見で、「幼稚園から高校まで学習院に通っており,限られた一つの環境しか経験できていないと感じることが多くございました。そのため,中学の頃から別の大学に行きたいと考えるようになり,受験いたしましたが不合格となったため,内部進学で学習院に進学いたしました。入学したからにはきちんと卒業するべきだという考えもございましたが,学生生活を送る中でやはり別の環境で学びたいという思いがあった」とおっしゃっている。
同時に「学習院を退学したことについて様々な憶測があると聞いておりますが,私個人の問題であって学習院大学が悪いということではございません」ともおっしゃっている。しかし、眞子さん、佳子さまが相次いでICUに移られ、愛子さまも新型コロナを理由に3年間、ほとんど登校されていなかったなど、学習院は皇族の学校としてまったく機能していない。昔のように旧華族の子が多いという特別感はなくなり、学力的にも低下していると嘆くOBもいる。
それに、佳子さまが入学された教育学科では当時、第二外国語が中国語か朝鮮語しか選択できないなど、少しどうかと思う状況だった(現在はドイツ語やフランス語、中国語など選択肢は8言語ある)。
短所は「短気」、上皇さまは気遣いを称賛
また、学習院時代にアメリカのボストン、ICU時代に英国リーズ大学へ短期留学されている。
佳子さまは、成年記者会見時に「長所は自分では余り思いつきません。短所は,父と同じように導火線が短いところがありまして,家の中ではささいなことで口論になってしまう」と仰っている。
一方、上皇陛下は、2010年の誕生日会見で、「御所で、皇太子一家、秋篠宮一家が集まり、大人同士が話し合っているようなとき、佳子は、よく愛子や悠仁の面倒を見て、一緒に遊んでくれます。佳子のこのような気遣いをうれしく思っています」と述べられた。
つまり、自己主張がしっかりし、少し気が短く反抗的だが、その一方で、悠仁さまや愛子さまにとっては、お姉さんとして一目置かれる存在であると、多くの証言が一致している。