サーモン、サバ、イワシ…1週間に2回以上は魚を食べる

『Journal of Clinical Sleep Medicine』誌に掲載された研究によると、サーモンなどの脂肪分の多い魚を食べると、睡眠にプラスの影響を与えるそうです。

脂肪分の多い魚には、ビタミンDとオメガ3脂肪酸が多く含まれ、心臓病予防に役立つとも考えられています。

健康指針によると、魚は少なくとも1週間に2回食べるのがいいとされており、そのうち1回はサーモン、サバ、イワシ、マスであることが推奨されています。

脂肪分の多い魚を食べるようにしましょう。いつものチキン(鶏肉)やポーク(豚肉)やビーフ(牛肉)をサーモンに替えたり、サラダに燻製くんせいのサバのフレークをかけたりといった工夫をしてみましょう。

脳にはダウンタイムが必要

指先だけでいつでも簡単に操作できるスマホ、インターネットや携帯電話、24時間オンエアしているテレビのおかげで、私たちはかつてないほどの大量の情報に日々さらされるようになりました。

問題は、増えた情報量に対して、脳が一度に何時間も集中できる構造にはなっていないことです。脳が完全に集中できるのは約90分間です。

脳を休ませ、更新させ、そして回復させるためにも、短い「オフライン」の時間を設ける必要があります。日中にときどき、脳に短い休憩時間を与えるのが理想的と言えます。

約90分ごとに、集中している作業の手を止めてみてはどうでしょうか?

お茶を淹れたり、肩を回してみたり、短い散歩をしてみたり。あるいは、座ったまま数分間(可能であればそれ以上)、空想にふけってみるのもいいですね。

脳にもダウンタイムが必要です。このような休息を脳に与えることで、最近の出来事や受け取ったすべての情報を処理する時間を確保できます。

脳にじゅうぶんな休憩がないと、ベッドに入る頃には頭がへとへとに疲れている上に、処理する情報が多すぎて、すんなり眠ることが難しくなるでしょう。