睡眠の質向上には「コーヒー」より「低カフェイン緑茶」

日中にコーヒーの代わりに飲むものを探している人は、ぜひ緑茶を選びましょう。緑茶には、抗ストレス作用のあるアミノ酸のテアニンが含まれています。

ただし、低カフェインまたはカフェイン抜きの緑茶を選ぶようにしてください。カフェインが抗ストレス効果を抑制してしまいます。

また、日中に摂取するカフェインが多すぎると、夜に目が冴えてしまう可能性があるからです。

日本の複数の研究から、日中に低カフェインの緑茶を飲むと、ストレスが軽減されるだけでなく、睡眠の質が向上することがわかっています。

マグネシウム不足は不安とストレスに直結

マグネシウムは、体内のGABA(γ-アミノ酪酸)の量を健康的に保つのに重要な役割を持つミネラルです。GABAはリラクセーションを促進する神経伝達物質です。

マグネシウム不足は、不安とストレスにつながります。ある研究から、マグネシウムの摂取量を増やすと寝つきが良くなり、一晩中、心地良く眠りやすくなることがわかりました。

また、マグネシウムは、むずむず脚症候群の症状を緩和するとも考えられています。

マグネシウムが摂取できる食品は、色の濃い葉物野菜、種子やナッツ類、魚、全粒粉のパンや玄米です。

夕食に、ほうれん草とカシューナッツとアーモンドを混ぜた玄米ピラフなんて、いかがでしょうか?