東大の代わりに浮上した大学は…

しかし、推薦入学はいけない。筑波大学附属高校に入った時、提携校進学制度を利用したが、この制度は悠仁さんのためにつくられたのではないかと批判された。東大進学にも推薦制度を使えば「特別待遇」だと批判されるのは間違いない。

姉の佳子さんが、新居ができたにもかかわらずそこには移らず、御仮寓所で一人暮らしをしていることが発覚して以来、秋篠宮家に対する批判はさらに強くなっている。

「そのような状態で、悠仁さまの東大ご入学を強行すれば、批判は筑附ご進学とは比べることができないほど激しいものになることは目に見えています。紀子さまとしても悠仁さまのお心をお守りするためにも、計画を見直さざるをえなかったのでしょう」(宮内庁関係者)

東大でなければどこに? 女性自身は、東京農業大学だというのだ。

私は偏差値で学校の持っている力を推し量るのは好きではないが、一応の目安として両校を比較すると、東京大学の偏差値は70~72.5、東京農業大学の偏差値は40~52.5。ちなみに学習院大学は52.5~57.5だそうである。

その上、7月12日にボクシング部に所属する学生とその知人が、大麻取締法違反容疑で逮捕されている。警視庁はボクシング部の寮を捜索、さらにもう一人の学生が営利目的で大麻を所持していたとして逮捕されているのだ。

まるで日大アメフト部のような不祥事が起きていて、悠仁さんが入るには問題が多いのではないか。

「親に人生を決められてしまう」と鬱憤が爆発しないか

ではなぜ東京農大なのか? 実は、ここは秋篠宮家とはゆかりの深い学校なのである。

「秋篠宮さまは、‘08年に東京農大の客員教授に就任されました。’16年の創立125周年式典では、お言葉も述べられています。

また紀子さまの弟で、悠仁さまにとっては叔父さまである川嶋舟さんも東京農業大学農学部デザイン農学科で准教授を務めています。秋篠宮家と関わりが非常に深い大学における一連の逮捕劇は、悠仁さまご入学に備えた教育環境の“浄化作戦”ではないのかともみられているのです」(宮内庁関係者)

女性自身は、父親が客員教授を務め、悠仁さんの好きな昆虫の研究もできる農学部はうってつけだというが、果たしてそうだろうか。

もしそうだとしたら、東京農大には附属中学と高校があるのに、最初からそこにしないで、筑波大附属にしたのはなぜなのか。

失礼ないい方になるが、東大に入るための推薦がもらえそうにないからだとしても、なぜ、学習院ではなく東京農大なのか。もしそうだとしたら、国民に説明してほしいものである。

秋篠宮夫妻は、悠仁さんへの帝王教育をどうしているのかも、国民に説明する必要があるのではないか。

親の思惑で自分の人生を決められてしまうのは嫌だ、そう悠仁さんは心の中で思っているとしたら、どこかでその鬱憤うっぷんが爆発しないだろうか。