まるで“心ここにあらず”といった様子

パレードではマーチングバンドなどが約600メートルを行進し、秋篠宮は終始にこやかだったというが、

「悠仁さまは緊張もあってか、表情の変化が窺えませんでした」(現地で取材した記者)

そのため沿道からは「本当にあんな感じなのね」との声も上がったといい、

「悠仁さまはパレードで各校の先頭がご自身の前に差し掛かると拍手をなさるものの、ほどなくやめてしまわれ、ただ静かに行進を見つめておられました」(同)

その姿は、まるで“心ここにあらず”といった様子だったという。

さすれば懸念されるのは、悠仁さんの今後の成長であろう。

「7月19日、宮邸にパラグアイからの来日客を招いて懇談なさった際には、秋篠宮ご夫妻や佳子さまの笑顔とは対照的に、悠仁さまの“無表情”が際立っていたとも報じられました」(宮内庁関係者)

「悠仁さまは小室さんの問題に直面され、ようやく沈静化したと思ったら今度は佳子さまの“別居問題”が尾を引いている。ご両親やお姉さま方が世間の批判を浴び続けているという現実は十分に理解なさっているとはいえ、数年にわたって続いているのですから、ご心中はいかばかりかと拝察いたします」(同)

国民の前に出ることに積極的ではない?

家族問題カウンセラーの山脇由貴子氏がこう指摘する。

「“将来の天皇”という重圧と向き合われている悠仁さまに、秋篠宮様がどのようにお心構えを説いておられるのかは窺えず、悠仁さまがご公務に際し『なぜ自分はこの場にいるのか』と、お気持ちの調和がとれていない可能性もあります。ご一家への批判が続くような状況下では『それなら家族をロールモデルとしないほうがいいのではないか』と、悠仁さまが思われても不思議ではありません」

子供の頃、悠仁さんには友達がいないため、秋篠宮家に仕えている人たちが、悠仁さんと遊んでやっているという報道があった。

現在は部活動もやっているようだから、友人たちとの交流はあるのだろうが、過去に机の上に刃物を置かれた事件などが起き、悠仁さんの警護は相当厳しくなっているはずだから、放課後に友達たちと自由に語らうという時間はなかなかもてないのだろう。

日差しが差し込む伝統的な学校の教室
写真=iStock.com/tiero
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さらに女性自身(8月15日号)によれば、「秋篠宮ご夫妻は、悠仁さまが国民の前に出られることにあまり積極的ではないようにお見受けするのです」(ある宮内庁関係者)

こうした育て方がいいとは思えないのだが、小田部雄次静岡福祉大学名誉教授もこういっている。