AT&T、GEなど1000社を超えるアメリカの大企業で採用されているリーダー研修に「L.E.T.」がある。臨床心理学者トーマス・ゴードン博士考案によるこのプログラムでは、リーダーに必須である「聴く力」を強化する。

誰しもリーダーとして生まれるわけではない

変化の激しい時代にあって、中間管理職に求められる役割は重い。プレーイングマネジャーとして現場の先頭に立つことを期待される一方、部下をまとめるコミュニケーション能力や問題解決能力も必要とされる。

しかも、かつての日本のように、部下が黙って自分に仕えてくれるわけではない。強すぎる態度をとれば反抗や抵抗にあい、下手に出ればナメられる。昇進したからといって、単純に喜ぶことはできないのだ。

尊敬され、信頼される上司になる秘訣があるなら、ぜひ知りたいと思うのは当然のこと。人は「リーダーとして生まれる」わけではない。適切なリーダーシップを発揮するには、それなりのスキルを習得する必要があるのだ。もし部下との人間関係に悩んでいるのなら、アメリカで約40年にわたって実践されているリーダー研修「Leader Effectiveness Training(L.E.T.)」が、参考になるかもしれない。