毎日を健康に過ごすには、どうすればいいのか。医師の早坂信哉さんは「ジムやサプリにお金をかけるのではなく、家の風呂に入ることをおすすめしたい。適切な温度と時間を守れば、大きな健康効果が期待できる」という――。(第1回)

※本稿は、早坂信哉『入浴 それは、世界一簡単な健康習慣』(アスコム)の一部を再編集したものです。

浴槽にお湯を張っている
写真=iStock.com/Stossi mammot
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風呂は「お得」かつ「お手軽」

あなたが今、健康のためにお金を使っているなら。それよりも、自宅のお風呂に「この温度」で「この時間」浸かることをおすすめします。

【理由1 入浴はおトクな健康法だから】

4万584円。これは、50~70代の女性がフィットネスジムなど運動サービスに1年間に使う金額です。2万2549円。こちらは、同じくサプリメントに使う金額です(※2024年「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」)。

入浴はどうでしょうか? 水道代とガス代はかかります。でも、ジムやサプリのように、今の生活に追加するものではなく、物心ついたときから、ずっと日常的に行っていることです。健康のためにお風呂に入っても、追加料金を払う必要がありません。つまり、実質0円。ということです。

【理由2 入浴はとにかく手軽な健康法だから】

ジムに行くには、ウェアをそろえたり、入会の申し込みをしたり、事前の準備が必要です。それからもちろん、その場所に行って、運動をしなければなりません。

サプリを飲むなら、どのサプリがいいのかまず選ばなければなりませんし、お店やインターネットで購入する手間もあります。毎日の習慣になるまでは飲み忘れたり、あるいは習慣になる前に止めたりしてしまうかもしれません。

でも、お風呂だったらわざわざ出かける必要がなく、ただ自宅の浴槽にチャポンと全身を浸せばよいのです。あえて入らない、という日以外は、入り忘れた、ということも少ないでしょう。