食事の中で炭水化物が占める割合を減らそう

マックス・ルガヴェア、ポール・グレワル『脳が強くなる食事 GENIUS FOODS』(かんき出版)

炭水化物の耐性は人によってさまざまだが、私は低炭水化物の食品、それに微量栄養素と食物繊維が豊富な食品で皿を満たすことを勧めたい。食物繊維は、慢性的な炎症に対抗するためのメインの武器になる。

低炭水化物の食品にはアボカドやアスパラガス、ピーマン、ブロッコリー、スプラウト、キャベツ、カリフラワー、セロリ、キュウリ、ケール、トマト、ズッキーニなどがある。タンパク質やほかの栄養素を摂るには、天然のサケ、卵、放し飼いの鶏の肉(フリーレンジ・チキン)、グラスフェッド・ビーフなどが頼りになる。

私の場合、以前は穀物が多かったが、今はこうしたごちそうで皿を満たし、大切な栄養素を脳に供給するように心がけている

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