アップルの次世代スマートフォン(以下、スマホ)、通称「iPhone5」が今秋にも発売される見込みだ。この登場により、スマホの普及がさらに加速することは間違いない。

電子部品各社は、スマホやタブレットの登場により少なからず恩恵を受けている。特に好調なのが日東電工だ。

同社は、ディスプレーに使われる偏光板で高いシェアを持つ。従来の主力事業は液晶テレビ向けの偏光板。だが、今期より携帯電話・タブレット向け製品の売り上げが液晶テレビ・モニタ・ノートPC向けを上回りそうだ。タブレット向け偏光板には薄さ、軽さ、精彩さなど高い技術が求められ、供給できる企業も限られる。そのため、面積当たりの単価はノートPC用と比べ3~4倍に上り、スマホ向けはさらに高いという。これらの製品の売り上げ拡大により、利益率の上昇も期待できよう。

(構成=プレジデント編集部)
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