バカを相手にするほどコスパが悪いことはない
また、SNSのバッシングについて「ヤクルト事件」か「新幹線事件」かを見極めていると前述したように、ただの誹謗中傷……例えば毎日「死ね」などと物騒な言葉で攻撃して絡んでくるアンチのことは、論破するどころか、完全に見下しています。
「死ね!」とか「お前なんて生きている価値がない」と僕に向かって言ってくる人がいるとして、僕が本当に生きている価値がない人間だとしたら、そんな奴に対して貴重な自分の時間を費やしてネットで攻撃しているお前自身の生きる価値はどこにあるのか? そういう話になるじゃないですか。
文句を言ってくるネットのアンチは、先に手の内を見せているということですから、こっちとしては、冷静に心の中でカウンターを狙えばいいだけなんです。ヒクソン・グレイシーじゃないけど、僕の中ではアンチに400戦無敗。
逆にホリエモン(堀江貴文)とかひろゆきさんみたいに、クソリプに対して表立って論破しようとする人は、僕からするとちょっと信じられないですね。「疲れないのかな?」って単純に不思議です。
実際の話、世の中には怒りたいだけの人もいるわけですよ。怒ることで自分が気持ちよくなっているだけで。
だけど、時は金なり、タイム・イズ・マネーだというのに、目の前の低能な奴を相手にしているのは時間がもったいないじゃないですか。とにかく1秒でも早くその場をやり過ごしたいから、「ええ、ごもっともですね」といった調子で殊勝に振る舞う。
バカを相手にするほどコスパが悪いことはないですよ。聞きわけがいい雰囲気を前面に打ち出しつつ、心の中で舌を出せばいいんです。
これが僕なりの処世術。人間関係で悩んでいる人は、とにかくまず「常に上から目線」精神を身につけてほしいんです。
現代社会をサバイブするためには、徹底的にナメ腐るくらいの勢いが大事です。