繁忙期であっても「お疲れさまです!」と帰ってしまう

同銀行のベテラン行員はこう語っている。

「当時の小室さんは新人にもかかわらず“絶対に定時で上がる男”として有名でした。繁忙期でも、同僚が残業中でも、まったく気にしないで帰るのです。

残業をしない理由を聞いても、『英語のレッスンがあるので』と言うばかり。さすがに上司が、『君がやらない仕事は、誰かがやることになるのだよ』と諭したそうですが、『そうなんですか、お疲れさまです!』と、帰宅して周囲を驚かせたそうです」

銀行のような横並びの組織では、彼のような“Let it be”的な人間は生きにくかったのではないか。それからしばらくして突然、彼はそこを辞めてしまう。

だからといって、6年以上もたって、彼もニューヨーク州の弁護士になったのだから、堂々と会えばいいのにと思うのだが、そうしないところが彼らしい。

彼には組織で働くよりも、一匹狼でやる仕事が向いているのだろう。だが、弁護士というのも映画やドラマで見ているだけだが、チームプレーのようなところがあるのではないか。

小室圭さんは相手に合わせて仕事をやっていくということは苦手のようだが、対人関係、その上、慣習も考え方も違う人たちとうまくやっていけるのか、不安はある。

小室夫妻は、年明け前後にブラジルに「新婚旅行」に行くそうだが、この旅行にも不安があると女性自身が報じている。

眞子さんは内親王時代の2018年の7月に、ブラジルを公式訪問したことがあった。

2人の旅行を多くの人がサポートしているようだが…

「現地の日系人たちの皇室に対する敬意は非常に深く、眞子さんも各地で大歓迎を受けたのです。

再訪を決めたのも、眞子さんにとって“忘れられない国”となっているからなのでしょう。(中略)小室夫妻のブラジル新婚旅行については、現地紙も報じていたほどで、日系社会では歓迎の声も上がっているそうです」(皇室担当記者)

リオデジャネイロやサンパウロのホテルは、4年前に宿泊したところと同じランクの部屋をめどに予約をしているそうだ。それに、眞子さんが旅行するとなれば、安全確保に両総領事館が動かないわけにはいかないだろう。さらにブラジルの日系人たちも、2人をサポートするためにニューヨークの日系人たちと連絡を取っているという。

このあたりのことも心配である。なぜなら、もはや皇室を離れ一般人になったのだから、そうした過去とも決別するという覚悟がなければいけないのではないか。もし、このブラジル旅行が行われたとしたら、現地の日系人たちは「純愛を貫いた元王女様」「将来の天皇の姉君」と歓迎するかもしれない。

だが、それは元皇族としての眞子さんへの尊敬の念であるはずだ。

眞子さんは、一般人と結婚し皇室を離脱するとき、その世界とは決別したのではなかったのか。だが、新婚旅行に皇室時代に訪れた地を再訪するということは、まだ皇族だったあの頃に“未練”を残しているのではないのか。そう思うからである。