「皇室の情報発信」発言に宮内庁は動揺
さて、心配といえば、秋篠宮のほうにもさまざまな不安材料がある。
週刊新潮(12/22日号)は、秋篠宮は誕生日会見で今年も、皇室の情報発信のあり方について言及したが、宮内庁の事務方では動揺が広がっていると報じている。
なぜなら、8月末に宮内庁が、来年度の予算案の概算要求を公表した。秋篠宮の意向を受け、「積極的な広報展開のための体制整備」と銘打って、長官官房参事官を新設、広報の専門職2人を増員、さらにSNSの活用の検討も始めていくと明かしたのである。
こうした経緯があって、今回の誕生会見でも記者から、これについての質問が出た。
しかし、秋篠宮は、実際の記事を題材にファクトチェックをしてみて、一つの記事の中でも正しい部分と誤った部分を正確に色分けするのは容易でないため、「基準を作って意見を発信することは難しい」と述べ、引き続き検討が必要であると答えたのである。
さらに、先々、皇族方がSNSで発信する可能性はあるかもしれないが、「私はやらないと思う」ともいい切ったのだ。
家族5人が仲良く歓談する日は訪れるのだろうか
宮内庁としては、秋篠宮から具体的な指示がなければ動けない。したがって、「ご自身で提案されておきながら、もしや職員に丸投げなさるお考えだろうかといった不安も広がっているのが実情です」(宮内庁関係者)と、秋篠宮のいいっ放し、よきにはからえ発言に困惑しているようだ。
このように、秋篠宮の思い付きのようにも思われるさまざまな発言で、右往左往することへの批判が、宮内庁内にも広がっているとしたら、心配なことである。
それ以外にも、次女・佳子さんの結婚問題。長男・悠仁さんの帝王教育をどうするのか。
さまざまな“難問”を積み残したまま、2022年が過ぎ、新しい年が始まる。
多くの国民が待ち望んでいるのは、眞子さんと秋篠宮、紀子さん、佳子さん、悠仁さんが、昔通り仲良く歓談している姿であるはずだ。
今一度、そういう時が来るのだろうか。2023年は両家にとって波乱含みの年になりそうな気がしている。