最大の波乱要因は佳代さんの存在?

たしかに、皇嗣妃殿下である紀子さんが、私事で渡米して眞子さんのところへ行くのは、「大掛かりな調整が必要」(宮内庁関係者)だろうから、そう簡単なことではない。

また、紀子さんは、佳代さんに対して良い感情を持っていないと報じられてもいる。

“トラブルメーカー”の佳代さんをニューヨークに呼び寄せることは、紀子さんとの細くなっている「絆」を断ち切ってしまうことになるかもしれない。

眞子さんと佳代さんの仲は良好だといわれてきたが、それは皇族としての眞子さんに対してであって、息子の嫁としてではなかった。

今度は嫁と姑という立場で相まみえるのだから、これまでとは違う佳代さんの態度に、眞子さんが戸惑い、関係がぎくしゃくするということは十分に考えられる。

これからの小室圭さんと眞子さんが抱える最大の波乱要因は、義母の佳代さんのような気がする。

次に心配なのは、小室圭さんという人物の性格にあるのではないかと、私は考えている。

彼は、英語も堪能で、国際基督教大学卒業後は三菱UFJ銀行に入行し、丸の内支店に配属されたエリートであった。

だが、そこを突然辞めて、弁護士になろうと一念発起し、法律事務所でパラリーガルをやりながら司法試験の勉強を始める。

オフィス机
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人間性と社交性のなさが気がかり

眞子さんの意向もあり、そこを飛び出して、ニューヨークにあるロースクールに入り、卒業後、3回目に念願の司法試験合格を果たした。現在はニューヨークの大手法律事務所で働いているようだから、このピカピカの経歴を見ても、彼が優秀なことは疑いようがない。

私が気になるのは、彼の人間性、社交性のなさである。

眞子さんとの結婚の経緯を見ても、母親の金銭トラブルの対応にしても、自分の正当性ばかりを主張し、相手と話し合う、丁寧に説明するという面にやや不安があると思う。

女性自身(1/3・10日号)は、ニューヨーク時間で2022年12月12日、日系人会創設115周年記念晩餐会が開かれ、眞子さんも出席したと報じている。

小室夫妻の相談相手になっているといわれる森美樹夫総領事が祝辞を述べた。また小室圭さんの法曹界の後ろ盾といわれるゲイリー森脇氏に「コミュニティリーダーシップ賞」が授与され、“恩人の晴れ舞台”でもあった。

だが、なぜか小室圭さんの姿は、そこにはなかったというのだ。

ニューヨーク在住の旧財閥系企業関係者がこう話している。

「小室さんの経歴を鑑みれば、欠席も当然かと思います。

日系人会のパーティやボランティア活動を長年支援しているのは三菱UFJ銀行なのです。2カ月前から今回の晩餐会で同銀行が表彰されることもアナウンスされていました。当夜も同銀行の関係者が多数出席していたようです」

どうやら、小室圭さんには、当時の同期や先輩たちに会いたくない理由があるようだ。