実家の片づけは親が楽に生きるため

子ども自身が「最後の後始末は、自分がしなければいけない」と強く思いすぎると、言ってはいけないことまで言ってしまうので、気をつけたいものです。

実家の片づけは、今生きている親がより楽に生きるため。ですから捨てるのではなく、何を残すかを互いに話し合うことがいちばんです。

ただし片づけは体力がいるので、子ども一人でやろうとしないこと。きょうだいや自身の子どもにも手伝ってもらいましょう。また過去の蓄積があるので、一度にやろうとしないことも大切です。

繰り返すようですが、片づけは最高のコミュニケーションツールです。ぜひ親子で思い出話をしながら楽しく片づけてほしいと思います。

(構成=池田純子)
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