「献金目標額のファックス」が次々に届く
信仰で結婚はできるが、生活は現実である。
生活力のある男性と結婚できた女性信徒はよいが、そうではないケースも仄聞する。
高学歴社会の韓国で、配偶者に恵まれない地方在住の男性はどのような学歴や職業の人物であろうか。1990年代の日本女性の平均的な大学進学率は4割に達していた。おそらくは、彼女達の生活水準や学歴達成を、自分たちの子供にかなえてやることも難しいのではないかと心配になる。
もっとも、韓国に嫁いだ女性信徒達は、世界の中心たる韓国にいるということで、日本の旧統一教会が負うミッションから逃れることができる。
文鮮明によれば、韓国はアダム国家で日本はエバ国家、アダムを堕落させたエバがアダムに仕える(侍るという言い方もする)のは当然となる。
大変なのは、日本で生活をしている祝福家庭の信徒達である。
祝福を受けて原罪のない子供を産み、理想の家庭を築こうという時に、教祖の命を受けた日本本部から、次々と献金目標額のファックスが届くのである。
旧統一教会の信徒たるもの、再臨主の願いに応えないわけにはいかない。問題は、どこからそのお金をかき集めてくるのか、である。