文鮮明は「イエスの再臨であり救世主」

もちろん、このような堕落の真相やそれが原罪だといった説明は、聖書に全く書かれていない。

では、何を根拠として?

実は文鮮明がイエスや神から直接聞き及んだ話だという。そう言われてしまうとわれわれとしても、ひとまずなるほどと聞いておくしかないではないか。

神は人間を神の側に取り戻す計画を考えられたそうだ。救世主の派遣である。

旧統一教会によれば、イエスは人間の娘をめとって、善なる子孫を残す予定であったが、人間の不信により十字架で殺害された。

そこで神は計画を変更せざるを得ず、イエスを天にあげられ、イエスの復活を信じるもの達に霊的救済のみを約束されたのだとする。

しかし、神は人類の肉体も含めた完全な救済(復帰の摂理)をお考えになり、人類に再臨主を遣わした。

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その再臨主こそ何を隠そう、私であるというのが文鮮明の言である。

これまた本人がそう言い、霊界もあかすところだということなので了承しよう。

しかし、彼の母がマリアのように彼を処女懐胎(無原罪の宿り)したという話はない。