一にも二にも話し合いだ
ロシアのウクライナ侵攻に関する報道を見ていると、今日も何人の死者、何人のケガ人が出たという情報ばかり流れます。
戦争が長引けば、犠牲者は増える一方です。しかも真っ先に犠牲になるのは、弱い立場のお年寄りや女性、子供たちなのです。ロシアもウクライナも戦闘を自制し、一日も早く停戦を実現させてもらいたい。犠牲者を一人でも減らすことが、私の願いです。
侵攻が始まって5日目の2月28日の参議院予算委員会では、岸田総理に、停戦に向けて日本の総理としての発信も必要でないかと質しました。3月22日の予算委員会でも、岸田総理に対して「一にも二にも停戦だ、話し合いだ。岸田総理、あなた自身がプーチン大統領とゼレンスキー大統領に、ここは対話だと、自制だと、声をかけるべきでないか」と質問しました。
停戦協議は続いていますが、具体的な進展は伝わってきません。日本は、ロシアともアメリカとも、ウクライナとも良好な関係を築いてきました。その立ち位置をうまく活かして、アメリカだけに引きずられることなく「両国とも戦闘をやめなさい。自制しなさい。話し合いで詰めなさい。我々も立会人と保証人になる」という声を上げるべきだし、実際にその役割を果たすべきです。