「今から何を話すのか」「ここまで何を話したか」要所で挟む

発表でスラスラ話せる「プレゼンター型」

オンラインのプレゼンには、GoogleスライドやMicrosoft PowerPointを活用できるチャンス。1日以上の課題解決型インターンなどでは、メンバーへいつでも見られる共有URLだけ渡しつつ「みんなの話を聞きながら準備するね」と宣言し、作業を開始するのがよいでしょう。数十分~1時間しか猶予がないグループディスカッションでは、資料を作り込むことはあきらめてプレゼンで何を伝えるか、全員が見ているドキュメントやチャットへ、要旨だけまとめて共有する方が賢い戦略です。

プレゼンでは、対面でのプレゼンよりも「今から何を話すのか」「ここまで何を話したのか」を要所で挟みながら話すことで、音声のみの相手にもわかりやすく情報伝達できます。

たとえば、

「結論として、私たちのチームは○○を提案します。私たちはまず、課題を数値に落とし込みました。そして課題を○○に設定しました。次に、出したアイディアはAとBでした。A案は……」といったように、自分がいま何を話しているかを、都度お伝えすること。これが、オンライン会議でのコツです。

写真=iStock.com/kazuma seki
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議題が迷走したときに発揮される能力がある

とっさの質問に答えられる「トラブルシューター型」

オンラインのグループディスカッションでは、対話に手間取り、時間が対面より押しがちです。したがって、プレゼンや質疑応答の準備までする時間が取れないケースの方が多くなります。

したがって、オンラインでは質疑応答の対応以外で価値を出しましょう。ディスカッション中に起きる疑問(例:私たちが提案する新規アイディアって、過去に現実で採用されてない?)をとっさに調べたり、議題が迷走したときに戻したり。臨機応変さがもともとの強みですから、その強みを生かして手綱を握りましょう。