初心者の不安をまとめて解決してくれる「つみたてNISA」

「お金がない」「知識がない」「投資は恐い」などの理由ではじめの一歩を踏み出せない人は少なくありません。その不安をまとめて解消してくれるのが「つみたてNISA」です。

つみたてNISAは、いうなれば「自分年金」。国が公的年金だけでは国民生活を守れないため、個人個人が投資をしやすいように作り出した「税金の優遇制度」です。初心者がまず始めるべき投資法は、次の3ステップであり、これで決まりです。

①「つみたてNISA」口座を開設
②投資信託(インデックスファンド)を購入
③20年以上の長期保有をする

つみたてNISAを始めるのに、まとまった額の元手は必要ありません。数千円からスタートできます。多忙な人でも、一度購入してしまえば、ほぼ何もしないでほったらかしにできます。

つみたてNISAで買える投資信託のラインナップは、数ある投資信託のなかでも、積み立てながら長期で保有するのに適していて、広くリスクを分散できる商品が選ばれているので、知識のない初心者でも安心です。

多数の銘柄に投資をする投資信託でリスクを分散し、長期間運用することでさらにリスクが抑えられます。

つみたてNISAでの売買は毎年40万円以下の投資なら利益に税金がかからないので、利用しない手はありません。

写真=iStock.com/cihatatceken
※写真はイメージです

手を出しやすい金融商品から自分に合った投資プランを

「つみたてNISA口座で投資信託(インデックスファンド)」の次のステップとして、比較的手を出しやすい金融商品を挙げてみます。

・特別口座でインデックスファンド
・金ETF(上場投資信託)
・Jリート(不動産投資信託)
・個別株

すべて20代前半から投資を始めた私が実際にやってきた金融商品ばかりです。初心者でもネット上を探せば豊富なノウハウを見つけることができ、比較的手を出しやすいものです。

本書では各商品ごとにおすすめ銘柄なども紹介していますのでぜひ参考にしてください。私の考えた、20~30代、40~50代、60代以上と、各世代別に最適な投資プランも載せました。個別株を売買する際の9つのルールもチェックしてみてください。

浪費しないこと、実はこれがいちばん大事

「お金を増やす」ためには、「お金が増えない」原因をつぶしておかなければなりません。老後、お金のことで不安な思いをしないためには、実は、これが一番大切です。

たとえ収入が少なくても、支出がそれ以上に少なければ、お金は増えていきます。逆にどんなに年収が高くても、浪費癖が抜けない人は、投資に回せる資産が増えていくことはありません。