変化に対応するべく社内体制を根底から見直した
独自の社内品質基準および品質検査態勢により、サプライヤーを管理し、サプライヤーとの品質改善会議の実施など一連の取り組みを通して日々品質改善・安全管理に努めている。
しまむらではグループ全体をあげて、「商業を通じ消費生活と生活文化の向上に貢献する」ことを共通の経営理念とし、商業の中でも衣料とファッション関連分野で先進的な事業を進めている。その過程で生まれたのがしまむら独自のビジネスモデルであり、それが時代の変化とともに強力なチェーンストアとして一層の発展を支える基盤となっている。
しまむらは自粛期間中にもできるだけベーシックでカジュアルな商品の構成比率を高め、子供、両親、祖父母の3代にわたる広い顧客層をターゲットに、商品とその見せ方を変えながら流行を追いかけている。
ブランド品から定番商品としての普段着へと、衣料品に対する消費行動変化に対し、しまむらはぶれない企業・経営理念を基軸として、「最先端の商業、流通技術の運用」による「適正な企業業績」の維持を行った。時代が変わってもしまむらの勢いは続くとみられる。