実はマイナンバーカードには「有効期限」がある
ところで、マイナンバーカードに有効期限があるのはご存知だろうか。カード自体は10年、未成年者は5年で期限を迎える。カードに格納されている電子証明書は5年だ。つまり、制度導入から5年がたつ来年1月以降、電子証明の期限が切れる人たちが続々と出始めるのだ。スマホ申請もできるが、またしても地方自治体の窓口は混乱するに違いない。おそらくマイナンバーカードの評判をまたしても下げることになるのだろう。
利便性を上げて普及を図るという王道をとらず、経済的利益で自分たちの言うことを聞かせようとし、しかも景気対策だとうそぶく。マイナポイントは史上最悪の愚策である。