先行きが不透明なときほどとりあえず動かないこと
まず心理面をサポートし、これを機に外に目を向けてみよう
マネックスグループ 代表取締役副社長CFO 工藤恭子
1964年生まれ。東京大学卒業後、シティバンクエヌ・エイ、ゴールドマン・サックス証券などを経て、99年マネックスの立ち上げに参加。
マネックスグループ 代表取締役副社長CFO 工藤恭子
1964年生まれ。東京大学卒業後、シティバンクエヌ・エイ、ゴールドマン・サックス証券などを経て、99年マネックスの立ち上げに参加。
夫の会社が危ないということは、妻にとっても一種の非常事態です。あせる気持ちはわかりますが、そういうときこそ状況が把握できるまでアクションを「起こさない」のが大原則。金融の世界でも市場が混乱して先行きが不透明ならば、大勢が判明するまで静観するのがセオリーですが、家庭の問題も同じです。周囲の状況と自分の立ち位置がしっかり確認できるまで事を起こすべきではないでしょう。
冷静に状況を判断したら、とりあえず、「リスクを分散する」方法を考えましょう。そうすればたとえ事態が悪い方向に転んでも、総崩れになるという最悪の事態は避けられます。
これらの大原則をもとにテーマについて考えてみると、夫の会社が危ない一方で、世界には金融危機が広がっている。ご主人の会社の危機は世界経済を反映した結果なのかもしれません。ですから、一つの会社の状態だけを判断基準にするのは早計です。経済環境全体の中で自分がどこにいるかを俯瞰し、その状況を自分の言葉に直して咀嚼してみる。家計が経済の一部である以上、主婦の方にもそういったマクロな視点が必要なのです。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント
