準備次第で誰でもトップレベルに
大学受験で有利な英語力を身に付けるために、小学生時代と中高時代とで重視したいことは次の通りだ。
「小学生のうちは、音楽を聴いたり、学校で習った短いフレーズをまねしたりして、聞く力、話す力の下地をつくっておきましょう」
中学入学後は、4技能をまんべんなく育てていくのがよいそうだ。
「中学以降は文法と読解力が重要になってきます。特に難関大学を狙うのであれば、入試で出題される英文の内容も難しいため、まずは日本語の読書量を増やして、知識や教養を深めていく必要があります。英語学習は早期スタートが重要です。高2の終わりまでに4技能資格試験で入試に必要なスコアを取得するつもりで学習をしておけば、高3は4技能資格試験対策や他教科の学習に時間を割けます」
今や進学も就職も英語力が人生の勝敗を分ける。わが子の英語力を伸ばすために、家庭でできる身近な努力から始めてほしい。