「頼むから出歩かないで」夫への不満が高まる
4月下旬には、夫への不満投稿が増えてきます。
料理に手を付けず、ステイホームの最中にテイクアウトの弁当を買いに行き、食べ始めた。もう何の料理も作りたくない。
2020/4/29
頼むから出歩かないで。テイクアウトで飲食店を応援したい気持ちはわかるけど、とにかく家にいて。
2020/5/6
息子が嘔吐すると風のようにいなくなる。何もしない。
世の中や街の人への目が厳しくなっていったのと時を同じくして、夫の危機意識に対する目も厳しくなっており、さらに、自分の作った料理を食べない、子どもの世話をしない夫にも不満が溜まっています。夫への不満は5月中旬過ぎまでしばらく続くのですが、内容が辛辣すぎるのでここでの紹介は控えようと思います。
見え隠れする自粛生活の限界
GW後の投稿には、不満内容に変化があらわれました。
子どもの勉強の面倒見るのが限界。間違いを気を使いながら指摘しても、癇癪起こして手のつけようもない。先生が介入してくれているときは、こうはならなかったのに。母親にずっと勉強も遊びも相手してもらうのは、子供もストレスなんだと思う。
2020/5/10
(終売したお菓子の)スカイミントが大好きだった。もう一度販売してほしい。いろいろなことを我慢している今、昔大好きだったものを恋しく思う。
だいぶ自粛生活の疲れが垣間見えます。GWまでは、世の中や街の人、夫への不満投稿はありましたが、子どもに対するものは一切ありません。ここで初めて、自粛生活の長期化に伴う育児の難しさと葛藤するがゆえの不満が出てきました。一対一で向き合う時間が多くなることで、わが子といえども関係性が煮詰まってしまったところがあるのかもしれません。また、上記の投稿で興味深いのは、自粛生活疲れの中で願望として出てきたのが、昔好きだったお菓子の記憶だということです。ほかにもこんな投稿がありました。
コロナ自粛中で、スイーツ店に行けない。スーパーの店頭に●●だけでも売りに来てほしい。
いちごの陳列数がどんどん減っている。もうシーズン終わりなのかと思うと残念。
自粛疲れの中での楽しみが、特定のお店でしか買えないお菓子や季節限定の果物、なんですね。5月25日の緊急事態宣言解除後の投稿はどうなっているのでしょう。