政府の発表に批判が起こったが…
新型コロナウイルス感染症について政府は、以下のように「帰国者・接触者相談センターに御相談いただく目安」を発表し、「風邪症状が軽度である場合は、自宅での安静・療養を原則」とした。
または
②強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
(高齢者、基礎疾患のある人、妊婦さんなどは①が2日程度)
これらの政府からのアナウンスに、「熱が出ても4日以上待てというのか」「軽い症状なら自宅安静にせよというが、重症化してからでは遅いではないか」という批判の声がネットを中心に噴出したことは、まだ記憶に新しい。
日々、日本のあらゆる地域で感染者が発生したとの報道が流れ、それに伴い国内感染者に死亡例も報告され始めた。その状況で、政府からこのようなアナウンスがなされれば、不安が怒りとともにさらに増幅してしまうのも当然のことだ。
ただ一般論として言えば、この「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方」というのは、本来、医療機関を受診する際の目安である。