世界のウイスキー愛好家が驚いた、国産2トップのコンテスト受賞

しかし、「ジャパニーズウイスキー」に世界の注目が集まったのは2001年(平成13年)のこと。英国の専門誌『ウイスキーマガジン』が行ったコンテスト「ベスト・オブ・ザ・ベスト」で、ニッカウヰスキーの「シングルカスク余市10年」が総合1位、サントリーの「響21年」が総合2位と、「ジャパニーズウイスキー」がトップを独占したのだ。

これには世界の愛好家が驚いた。コンテストは世界から47のウイスキーを、イギリス、アメリカ、日本の専門家62人がブラインドで評価する。本場スコッチを抑え、「ジャパニーズウイスキー」が世界最高峰と認められたのだ。そこからの日本勢の受賞記録はすごい。

以降の「ジャパニーズウイスキー」のおもな受賞例を挙げてみよう。