過働きで消えた右耳の聴力
リコー社長 近藤史朗●こんどう・しろう
1949年、新潟県生まれ。新潟県立柏崎高等学校、新潟大学工学部卒業後、73年リコー入社。2000年執行役員、02年上席執行役員、03年常務取締役、04年MFP事業本部長、05年取締役専務執行役員を経て、07年より代表取締役社長執行役員。
1949年、新潟県生まれ。新潟県立柏崎高等学校、新潟大学工学部卒業後、73年リコー入社。2000年執行役員、02年上席執行役員、03年常務取締役、04年MFP事業本部長、05年取締役専務執行役員を経て、07年より代表取締役社長執行役員。
99年、49歳になったころ、ときどき耳が痛くなった。めまいもし始める。前回紹介したように、それまで、とにかく「ワーカホリック」そのもので、仕事に全力を傾けてきた。このときも、プリンタ事業部の部長として、新製品の開発に打ち込んでいた。だから、変調を感じても放っておく。だが、その年の暮れ、突然、右耳の聴力が消えた。手術をしても、戻らない。
放っておいたことを、すごく悔やんだ。でも、もう元には戻らない。諦めると同時に、一つのことが頭に刻まれた。
「自分と同じような思いをする人間を、決して、つくってはいけない」
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