社員が規律をつくり、会社はそれを認める。退職者は出さず、毎年増収増益を続けている。セムコ社はまるで桃源郷のような会社だ。

『奇跡の経営』リカルド・セムラー著 総合法令

「来るのが楽しい会社にしたい」と私もいつも考えているが、同書の内容は、理解できても実践が難しいのが現状だ。

人事畑が長い私にとって、経営とは従業員を一種の「枠」にはめていく行為でもある。だが同社ではそれが否定され、社員は自由に満ちた組織で、楽しみと目標を持って働いている。