「仮説立案」「構成・文章化」「ビジュアル化」の3ステップ構成。各ステップの講義&練習問題であなたの資料作成力がぐんぐん伸びる。

メッセージとは

このステップ[構成・文章化]では、相手にしてほしい「伝えるべきこと」を、相手の頭の中の本棚をイメージして、その本棚に情報を収めやすいように全体を並べ替えるまでを説明します。いよいよパソコンの出番、と言いたいところですが、もう少し辛抱してください。

まずはメッセージの作成です。そもそも資料におけるメッセージとは何か。メッセージの大前提として「A(根拠)だから、Bすべきである(主張)」という文脈が成立していないといけません。

ところが、しばしばよく見られるのは「Bすべき」と主張ばかりを押し通そうとする事例です。根拠が欠けているので、相手はたいがい「なんで?」と聞いてきます。逆に、「Aです」という根拠(状況説明のグラフや表など)をひたすら述べるのみで主張がないという事例も少なくありません。この場合、相手は「それで?」と聞いてくるでしょう。こうした人々は、自分はリスクを取りたくないという意識なのでしょうか。