【弁護士だけが知っている法律にまつわる男女の秘密】
■手袋ごし――直に触ると言い逃れ不可
直接触れたのか、服の上から触れたのか、手袋ごしで触れたのかによって量刑に違いが出る可能性がある。
■1051万円――男の生殖機能と女の◯◯が同額
改正前の後遺障害等級認定では両側の睾丸を失った男性と外貌に著しい醜状を残す女子は同額の1051万円。
■5年以上――処女が強姦被害を受けた場合
処女膜が傷つけられると、強姦罪よりも罪が重くなり懲役5年以上に。処女でない女性が負傷した場合も同様。
■700万円――腰を無断でズームで撮影したら
セクハラにより退職に追い込まれた女性が訴えを起こし、撮影した上司と会社に対して700万の賠償命令。
■50代以上――女性というだけで狙われる
強姦魔が狙う女性は若者ばかりというわけではない。50歳以上になってからレイプされた女性が3.5%。
■40倍――女性と男性の強制わいせつ被害発生率の開き
平成23年の強制わいせつの認知件数は6870件。男性の被害は161件のみで、被害発生率は40倍の開き。
1975年、東京都大田区生まれ。都立日比谷高校、早稲田大学政治経済学部政治学科卒。弁護士秘書などを経て2008年、城南中央法律事務所を開設。