脳科学者・茂木健一郎さんの授業も!

このような竹内さんの熱い思いに賛同し、設立発起人には脳科学者の茂木健一郎氏、弁護士の住田裕子氏、作家の鈴木光司氏など、その道のプロの名前が並ぶ。MIRAI小学校では、竹内さんを始め、彼らも学校運営に携わりつつ、特別授業をする可能性もある(担当科目を持つというわけにはいかなくても)。

MIRAI小学校は、国も国家戦略・構造改革特区の仕組みで株式会社での開校を後押しており、まずは来年度にアフタースクールとして運営を開始する。課題の1つは資金集めだ。

「教育理念に賛同してくれた人たちが、手弁当で学校づくりに協力してくださっています。しかし、それで足りない部分は、クラウドファンディングの仕組みなどを利用して、集めていきたいと思っています*。皆さんも、ぜひ、応援してください」(竹内さん)

なお、『プレジデントファミリー』2016冬号には、冒頭で触れた「21世紀型教育(スキル)」を実践する学校のリストのほか、竹内さんがなぜこのMIRAI小学校開校を目指したのか、学校のカリキュラムは具体的にどんな内容か、さらに、どんなタイプの生徒を求め、どのような方法で“選抜”したいのか、といった、より核心的な部分に触れているので、関心のある読者には購読をお勧めしたい。

*現在、MIRAI小学校への協賛企業を募集中。ご連絡はこちらへ(yesinternational@icluod.com)

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