コワーキングスペースも検討の価値あり
最近よく耳にするコワーキングスペース。分かりやすくいうと、電源やWi-Fi、机などを提供するフリーアドレスの仕事場です。「フリーランスがひとりで仕事をしているとだらけてしまうので、コワーキングスペースと契約している」「次の打ち合わせまで中途半端に時間が空いたので、2時間ほど利用してみる」といったケースが多いようです。
コワーキングスペースの料金体系は、主にドロップイン(一時利用)と定額会員制の2つ。地域によっても差がありますが、定額会員は月額で1~2万円前後、ドロップインは2時間までが500~1000円、1日1000~2000円程度の料金が相場となっています。
コワーキングを利用するというのは、単に仕事をする場所として利用するというだけではないプラスアルファもあるようです。東京・五反田のコワーキングスペース「CONTENTZ」を運営している有限会社ノオトの社長、宮脇淳さんにうかがってみました。
――コワーキングスペースを探すコツを教えてください。
「コワーキングスペースにはそれぞれカラーがあって、本当に仕事をするスペースだけとしてのところもありますし、イベントやセミナーなどを開催しているところもあります。また利用する人の職種にも特徴があったりしますので、自分のタイプに合うところを見つけることが、居心地よく仕事をするポイントですね」
――CONTENTZにはどのような職種の方が多いのでしょうか。
「うちはライターや編集者、WEBデザイナーなど、クリエイターが多いですね」
確かに、CONTENTZでは今まで、超人気ライターが講師を務める「ヨッピー&セブ山のWEBライター塾」を開催したり、「マネー系に強いライターは稼げる」としてFP技能検定向けのセミナーを開催したりしていました。
「利用者には快適な環境で仕事をしていただきたいと思っているので、椅子や照明、音響にもこだわっています。また、自転車で来る人用に、室内自転車置場もつくりました」