朝の過ごし方は、仕事を引きずらないため、夜とは違って十人十色だ。今回、プレジデント編集部では各社エースの朝の過ごし方に密着取材。その多様さから、仕事に対する姿勢も見えてきた。

17時退社を貫くのは、次世代へのメッセージ

リクルートは徹底した能力主義で知られるが、ブライダル情報誌「ゼクシィ」の編集長、伊藤綾さんはその象徴といえる存在だろう。

契約社員から正社員に登用され、32歳で編集長に抜擢。その後、育休による2年のブランクを経て、再び、編集長に返り咲いた。

4歳になる双子の子育てと仕事の両立のため、現在は10時から17時の勤務。編集長という立場では異例のことだが、「長時間労働から脱却して、次世代にバトンを渡したい」との思いから17時退社を宣言したのである。夜中まで働いていた出産前に比べると、勤務時間は1日5~6時間も目減りしたが仕事量はむしろ増加。その中で数々のヒット企画を生み出し、社内外で高評価を得ている。