命を預けてもいい医師チェックリスト
[1]患者とアイコンタクトをとり、体をきちんと向かい合わせる
[2]「患者と医師」ではなく、「人と人」として本音トークできる
[3]「患者の話」を途中で遮ることなく、聞いてくれる
[4]診察・面談時に患者がメモや録音することを許可してくれる
[5]セカンド・オピニオンを嫌な顔をせずに許可してくれる
[6]「ゴッドハンド」でなくても、しっかりチーム医療に徹する
[7]大病院、有名病院の医師より自分のがんの専門診療科の医師
[8]わかりやすい言葉や図解によって病状や治療法を説明する
[9]各がんの患者会が推奨する医師(ただし情報は玉石混淆)
[10]「標準治療」ができる病院で、手術症例数の多い医師
※[10]の「標準治療」を実施する病院(全国397カ所のがん拠点病院)の情報は、国立がん研究センターのHP「がん情報サービス」に症例数とともに掲載されている。このほか、巷の「いい医師」ランキング本や雑誌の記事はあくまで参考程度にすべし。以上、天野慎介氏の話をもとに編集部作成。
天野慎介(あまの・しんすけ)
2000年、27歳でリンパ腫を発症、化学療法、放射線療法、造血幹細胞移植などによりがんを克服。13年春まで務めた厚生労働省がん対策推進協議会会長代理のほか、文部科学省や医療機関の委員を兼務している。