もはや会社員でも相続税とは無縁でいられない――。こんな話を耳にしたことがあるだろう。その理由は、相続税法が改正され、2015年1月から適用されるからだ。

なかでも影響が大きいのは基礎控除の縮小だ。基礎控除とは、相続が発生した際に、財産から差し引くことができる金額のことをいう。改正後はこの金額が4割減となるため、新たに相続税の対象となる家庭が続出するというわけだ。

同時に税率アップも行われる。富裕層には影響が大きい。受け取った財産が3億円を超える場合、現在、最高税率の50%が適用される。これが15年からは細分化され、3億円超6億円以下は50%で変わらないものの、6億円を超えると55%の税率が適用される。