企業が「支援する資格」2位社労士、3位中小企業診断士、1位は

では、会社が支援するのは社員がどんな資格を取得しようとする場合なのか。

【Q3-2】具体的にどういう資格に対し支援していますか。当てはまる番号にマルをつけてください。(複数回答可、社員が資格を取るための支援をする会社のみ回答)

20項目以上の資格のなかから選択してもらったところ、支援意欲の高い資格(数値の高い順に並べた)は次の通りでした。

1位    TOEIC …20社(37.0%)
2位
    社会保険労務士18社(33.3%)
3位
    中小企業診断士16社(29.6%)
       衛生管理者
6社(29.6%)
     日商簿記検定(1級、2級)16社[うち1級のみ2社](29.6%)
     宅地建物取引主任16社(29.6%)
7位  税理士
15社(27.8%)
8位  MBA(経営修士号)
13社(24.1%)
9位  公認会計士
12社(22.2%)
     行政書士12社(22.2%)
11位  弁理士
11社(20.4%)
     ファイナンシャル・プランナー
11社(20.4%)
     技術士
11社(20.4%)
14位  司法書士
10社(18.5%)
15位
  ITパスポート9社(16.7%)
16位
  米国公認会計士(USCPA)8社(14.8%)
   eco検定
8社(14.8%)
   司法試験
7社(13.0%)
   消費生活アドバイザー
7社(13.0%)
   技能士
7社(13.0%)
21位
   MOS6社(11.1%)
22位
   英検(1級、準1級、2級)5社[うち1級のみ2社](9.3%)
23位
   証券アナリスト4社(7.4%)
    
    銀行業務検定4社(7.4%)
        ビジネスキャリア検定4社(7.4%)
26位 TOEFL
3社(5.6%)

こうしてみると、1位のTOEICを支援する企業が抜きん出て多いのがわかります。つまり英語力がある社員を企業が戦力と判断しているということなのでしょう。このTOEICに関しては、企業はどのレベルを求めているかなど、次回の原稿で詳細をレポートします。