うっかり間違えて変換しやすい日本語
【×】濡れ手で泡 【○】濡れ手で粟 (苦労をせずに多くの利益を得ること)
【×】喝を入れる 【○】活を入れる (気を失った人を蘇生させる術を「活」という)
【×】苦汁の決断 【○】苦渋の決断 (悩み苦しんだ決断。「苦渋を味わう」「苦汁をなめる」)
【×】悪どい手口 【○】あくどい手口(「あく」は灰汁で、悪ではない。「あくが強い」の意)
【×】絶対絶命 【○】絶体絶命 (どうやっても逃げられない状態)
【×】現状回復 【○】原状回復 (事態を元の状態に戻すこと)
【×】異和感 【○】違和感 (発音は同じでも異和という言葉は存在しない)
【×】快心の作 【○】会心の作 (心から満足いく作品)
【×】後仕末 【○】後始末 (「始末」は物事の初めから終わりまで)
【×】疎縁 【○】疎遠 (音信を交わしたり顔を合わせたりする機会が少なくなること)
【×】原価償却 【○】減価償却 (価値が減少するから原価ではなく減価)
【×】何なく合格 【○】難なく合格 (わけなく、簡単にという意味)
【×】興味深々 【○】興味津々 (津はあふれるという意味)
【×】最好調 【○】最高潮 (感情や状態が最も高まること)
【×】高見の見物 【○】高みの見物 (成り行きを傍観すること。高みは深みと同じ使い方)
【×】平行感覚 【○】平衡感覚(平衡はつりあいの取れた様子。平行は交わらない二本の直線)
【×】一同に会する【○】一堂に会する(複数の人が同じ場所に集まること)
【×】一身同体 【○】一心同体 (複数の人間の気持ちや行動がぴたりと合うこと)
【×】思考錯誤 【○】試行錯誤 (試み失敗しながら解決策を探ること)
【×】一率値上げ 【○】一律値上げ (一律とは同じ調子で変化のないこと)